はじめまして、大手予備校講師のAKJです。このたびは、長年の指導ノウハウが満載の高校物理の参考書をWEB上で提供して、広くいろいろな皆さんのお役に立てればと思いました(サイト内課金は一切ありません)。
※ 物理のワンポイントレッスン(ベルト上の単振動など発展的な内容も様々含む)を受けたい人。テーマ選択型の使用目的に合っています。
※ 物理をしばらく勉強したけれど伸び悩んでいる人。
※ 物理を1から手順を踏んで段階的に勉強したいと思っている人。高1、2生や高3初級向けの基本も込みの構成になっています(このページ一番下の「目次の利用法」を参照)。
分かりやすい、メキメキ実力のつく物理のページへようこそ!
この「渦巻き運動+上下運動」のようなシミュレーション動画をYouTubeにいろいろと載せておきました。よければチャンネル登録お願いします。
michisanpo – YouTube
この参考書の特徴は ――
※ 何と言っても、詳しい説明、その上で分かりやすいのがウリです(摩擦力,等電位線;電場と電位の関係など)。図も豊富に付いています。
※ 1ページの分量は15分から20分程度。取り組みやすい設定になっています。
※ 要所で(長くて2分程度の)シミュレーション動画も用いているまさにWEBタイプの参考書(1-24-2,2-07-1など)です。
※ リンク(4-35-2など)が豊富で、関連事項をすぐに参照できるのもWEB参考書ならでは。このページ冒頭のSearch(サイト内検索)欄も大いに活用して下さい。
※ 例題が豊富なので、実戦力が付きます。
プロフィール
大手予備校人気講師。
著作 旺文社「物理事典」(共著)
その他、大学入試物理参考書の著作もあります。
このWEB参考書の使い方
このページ冒頭のSearch(サイト内検索)欄に、気になるキーワード(例えば電位、縦波、水圧、など)を打つのが簡単でしょう。望みのページへすぐ飛べます。
一方、目次を利用して望みのページに入ることもできます。その方法は一番下までスクロールすると書いてあります。
さて、例として 2-13-1: ドップラー効果 というページに入ったとしましょう。すると、ページ冒頭に次のようなポイント欄が出てきます。
ポイント
ドップラー効果
・ 音速\(V\)は、音源が静止しているか運動しているかによって変わらない
・ 音源が動くと波長が変化する。観測者に届く波長 \(\displaystyle \lambda '=\frac{V-v_s}{f} \)
・ 観測者が動くと音速が相対速度\(V’=V-v_o\)になる
・ 観測者に届く振動数 \(\displaystyle f’ =\frac{V’}{\lambda '} =\frac{V-v_o}{V-v_s} f \)
このポイント欄は、皆さんが習得すべき事項を要領よくまとめたものです。1つのページにつき、1つのポイント欄をしっかり押さえていくことで、皆さんの実力はメキメキ上昇していきます!
次に、ポイント欄をマスターするためにも、ポイント欄に続く説明欄をよく読みましょう。 ――
音の高低は振動数で決まる。音が高いとは振動数が大きいということ。ならば、「パトカーのサイレンはパトカーが近づくときには高く聞こえ、遠ざかるときには低く聞こえる」は、「音源が近づいていると振動数は大きくなり、遠ざかっていると小さくなる」と言いかえられる。このように、音源(または観測者)の間に相対的な運動があるとき振動数が変化する現象をドップラー効果という。なお、観測者が音源に近づいているとやはり振動数は大きくなり、遠ざかっていると小さくなる。
ドップラー効果は2部構成。(I) 音源が運くことによるドップラー (II) 観測者が運くことによるドップラー 以下この順序で説明していく。
(I) 音源が動くとき
理解しておくべきことは1⃣ 2⃣ の2つ。
1⃣ 音速は、音源が静止しているか運動しているかによって変わらない。
10m/sで動くおんさから340m/sの音が発せられたとしても、音速は10+340=350m/s(合成速度)にはならず340m/sである。なぜか。・・・・・・
目次の利用法
ページ最上部に(一部スマホではページ右上あるいは下側の \(\equiv\) 印「メニュー」をクリックすると)
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と様々クリックする場所が用意されています。そこから自分の目指すページを探すといいでしょう。